「はんこのお手入れ」って??
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
今お持ちのはんこはどの様な状態で保管されていますでしょうか?
当然ながら、きちんと印鑑ケースに入れて保管されている方がほとんどかと思います。
お名前が彫刻された印面に朱肉がべっとりとついたままではないですか?
きっと、「あっっ!!!」と思いあたる方、いらっしゃますね。
朱肉をつけて押印したあとに毎回しっかりとティッシュや柔らかめの布等で拭いてから、ケース保管をすることを心がけて下さい。
特に木材系の材質(本柘・彩華など)は朱肉の油分を多く含むと、もろくなりやすく変形や欠けやすい原因になります。
欠けてしまったら、もうそのはんこは使えませんので買い換えるしかありません。
そのはんこが銀行届出印や印鑑証明登録用実印であったら・・・。
再度、各届出機関に出向き新しいはんこで改印の申請という手間と時間がかかってしまいます。
現在お手元にお持ちのはんこに朱肉が余分についてしまっている方は、できるだけ柔らかい布で拭い取って下さい。
ただし、木材の場合は水洗いは絶対に厳禁!!
はんこはあなたのお顔と同じと思い、大切に扱って欲しく思います。
はんこをお渡しする際に、最低限の注意事項はお伝えさせていただいてますが、なかなか毎回きちんと拭いて保管されている方が少ないのが残念です。
せっかく作った大切なはんこ。
長くご使用いただく為にも、たまにお手入れをしてあげて欲しいと思います。