今日は童門冬二さんの講演を聞いた。
☆まずは自分を確立する。足りないところを歴史で補強する。
☆リーダーの意識と行動で、組織は変わる
☆「誰かさんのために」という思いを組織全体で持てるか
とても面白く、感銘を受けました。なるほどと思う事ばかり・・
グローバル化していく日本、IT化していく世界にリーダーとしてどう戦うか?
歴史を思いだしそこから何を見出すか? リーダーとしての意識や行動をもう一度考えてという事でした。
すべて真似してはいけないのです。今の時代に合った方法を自分の足りない部分を歴史からどう取り入れるか
歴史上の人物もパーフェクトではないので、一人の人間から丸ごとは学べない。部分的な事をどう取り入れるかが重要だと言うのです。
歴史というと古い感じがしますが、ドラッカーも同じような事を言っていたと思います。
仕事を与えるだけではダメなんです。まずは自分で現場を知り、その上で部下に考えさせなくちゃいけない。部下にやる気が出るような工夫を意識しないといけないんです。
IT時代にリーダーが心がける事は何か??
情報リテラシーとは、情報を仕事の道具として使えるかという事である。
必要な情報を必要なソースから集め、評価し、活用できるか?
あらゆる企業が複雑に入り組んでいる現在の社会であり、自分の業界だけ知っているだけでは生き残っていける時代ではないですね。
常に全体の動向をにらみ事業の方向性を考えていく必要がある!!情報に敏感になる事を日々行っていく事がいざという時に必ず役に立つ。
その為に自分のアンテナをいつも張り、情報を精査して有効な手段を打つ!!
人と同じことをしても意味がない。
今回の講義では、童門冬二さんは非常に話がうまいとってもうまい!! 相当引き込まれた!!
少し、本を漁ってみようと思っています。 まだ、話は明日(^^)/
☆近江商人と恕の精神を持てるリーダーとは
近江商人(おうみしょうにん)は、主に鎌倉時代から江戸時代、明治時代、大正時代、昭和時代にかけて活動した近江国・滋賀県出身の商人。大阪商人、伊勢商人と並ぶ日本三大商人の一つである。
近江商人の家訓として「売り手良し、買い手良し、世間良し」の「三方良し」が知られる。ただし、「三方よし」は戦後の研究者が標語的に用いた言葉であり、江戸時代や明治時代に使われていたものではない。
今求められている事が三方よしではないでしょうか。最近の言葉でいえばWIN.WINではないか?? しかし、ここで大きく抜けている事が世間良し
企業が生き残っていくためには世間も味方にする必要があるという事です。
世の中が必要とする商品やサービスをどう市場に提供するかを考えなければならない??
三方良しとはすべての人に喜ばれるそんな企業が今後の日本を背負っていくのでしょう。
恕の精神
常に他人の立場に立ってものを考えるやさしさと思いやりのことです。
企業の国際競争力の強化が優先され、人と人のつながりが薄くなって、暮らしと対立している。
グローバル化が進み間違った方向へ向きつつあった流れを今変える時ではないか?? アメリカでは株主を優先するという考えは本当にいいのでしょうか。
まず、アメリカとは違う事株主優先主義を顧客優先主義にする。
営業活動に積極的に取り入れる事ができる。
三方良し。恕の精神。「もし自分がお客様だったたらどうしてほしいのか」常に考える。いわゆるお客様第一活動の実践である。
ドラッカーも同じことを言っています。
有名な言葉は「顧客を創造する」言葉は多少ちがいますが、とても昔から言われていると実感しますね。
ドラッカーで気になる言葉も時間がある時に・・・
☆下剋上で成功したfacebook
まさに今その時代です。facebookのザッカーバーグも色々な試練を乗り越えて今のサービスがある事を知りました。
当時は同じようなSNSがありました。フレンドスターというソーシャルネットワークであった。
このフレンドスターは性的関心をめぐるものが主だったようです。ザッカーバーグも登録していました。
ハーバード大学でも流行っていました。数百万人のユーザーが一気にアクセスしてくるようになりハーバードでは下火になりました。
突然大量のトラフィックがサーバーにくるため反応が極端に悪くなり、使いずらいサイトになってしまったのです。
同じ時期にハーバード大学では大学主催でフェイスブックという写真付で全寮を一つに集めてデジタル化すると言っていたのですが、学校側は法的問題があるのでいつまでたっても出来上がらないという状況でした。
ここでザッカーバーグは大学側でなく個人で登録する方法で作ってしまえという事になりました。
そうして、当初はザフェイスブックというサイトを作り上げてしまったのです。
thefacebookはハーバード大学のメールアドレスがなければ登録できませんでした。
日本でも当初は性的関心のサイトとして発表されましたが、実はフレンドスターとハーバート大学の困った事や問題を解決したサイトを作ったのです。
困った事をもっと使いやすいサイトにできないか?ザッカーバーグは使い方は自由です。自分達で工夫して使って下さい。と言っている。
まさに、三方良しの精神がここまで大きくしたのでしょう。
そしてフレンドスターの失敗を繰り返さない事を心に決めたようです。使い安いサイトをユーザー目線で考えた事が今のfacebookの姿なのです。
そして、ハーバード大学ではユーザーが爆発的に増えて行った。当初の予定とは違い実際には講義の受講者による勉強会やクラブの会合の設定など建設的な使われ方をするようになってきた。そこで次には他の大学への利用の誘いだった。
アイビーリーグや他の大学にも拡張してくい。
この話をすると相当長くなりますし、後半分読んでいないので面白い記事があればお知らせします。
現在でもそうですが、頻繁に新しい使い方を提案しているのもザッカーバーグの三方良しを実行している現代人なのでしょう。